バイクで転倒した時の安全確認
まずはドライバーの安全を確認することが大事なので、本当に怪我をしていないかチェックしましょう。
体のどこかを擦りむいていることもあるので、腕、足、そして首周り、脇腹などもチェックしたほうが良いです。
また、このようなチェックを行う際は、まずはドライバーが路肩に移動するなどして、周りに迷惑をかけずにチェックしたほうが良いでしょう。
焦ってしまうと、このような小さなミスが目立つようになり、周囲の人達に迷惑をかけてしまうこともあります。
バイクの転倒後に怪我がなかったことを確認してからは、バイクも路肩に移動するなどして、破損状況、道路に大きな物体が残っていないかをチェックしましょう。
この時に確認しておいたほうが良いことは、バイクの積荷、もしくはショルダーバッグなどが、バイクの転倒時に散乱していないかです。
怪我と同じで、焦ってしまうとこのような対処でミスしてしまうことが多くなり、後になって、道路に大事なものを置き忘れてしまうこともあります。
大きさによっては通行の邪魔になるため、早めに確認しておいたほうが良いでしょう。
ドライバー、バイクを路肩に移動させた後、初めてバイクのダメージチェックを行います。
自走可能か、ライト、ミラーは破損していないかをチェックするのですが、1つずつ丁寧にチェックしないといけません。
大丈夫だと思って乗り込むと、エンジン、ライトなどが破損しているため、急に自走不能になる、事故の原因につながるということもあります。
転倒以外のリスクも確認しておく
バイクの転倒だけでなく日頃のリスクも軽減したいのであれば、以下のパーツをチェックしておきましょう。
まず、曲がったレバーは修理しておいたほうが良いです。
曲がったレバーというのは、ミラーのレバーが主に該当するのですが、こちらを放置されていると、ミラー位置が正しくないため、後続車の位置を正確に確認することができません。
また、バイクのペダルについてもチェックしておいたほうが良いです。
ペダルやフロントフォークの歪みは、工具で修正できるほどの問題なので、面倒臭がらずに対処したほうが良いでしょう。
このような対処を忘れていると、バイクツーリング時に歪みを感じるようになったり、走行中の感覚がふわふわしたものになり、走行そのものが楽しくなくなります。
酷いケースでは、道路の歪みを拾ってシートにまで、嫌な振動が伝わってくることもあるため、早めに対処したほうが良いのです。
それと、ガムテープ、クラフトテープが荷物入れに入っているかをチェックしましょう。
これらのテープは、レバーが壊れた際の固定で必要となり、カウルの破損を大きくしないために使用することもできます。