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正しいライディングポジションについて

3台のバイク

美しくバイクに乗ることが安全運転につながります

初めてバイクの免許を取得し、バイクを購入、いよいよ自分のバイクで走る・・ということになると、わくわくドキドキ・・反面、事故をしないように慎重になると思います。
緊張して身体に力が入って最初はとても疲れますが、それでも大好きなバイクに乗る事が出来る楽しさ、嬉しさを感じながらのライディングでしょう。

運転に慣れてくるとカッコよく走っている上級者ライダーをみて、キレイだと感じるようになります。
上級者で安全運転をされている多くのライダーたちの中には、お手本となるライディングポジションの方もいて非常に参考になります。

この先、バイクを存分に安全に楽しむためにも、正しいライディングポジションで運転するということを覚えていきましょう。

基本的なライディングポジションの7項目とは

スポーツタイプのバイクに乗る時を例として正しいライディングポジションの基本を覚えていきます。

肩の力を抜いてリラックスした状態、視線は広く遠くを心がけ、前方の情報をいち早くしっかりと収集するよう心がけます。
ハンドルは操作しやすいように、また膝が窮屈にならないように腰かけ、ハンドル操作を楽にできるように腕の力を抜いて突っ張らないように注意し、両脇を少し締めて持ちます。

アクセル操作を柔軟に行うために、手で優しくグリップし自然な角度を保ち、足は素早くブレーキペダルの操作ができるように土踏まずをグリップへのせて、つま先をブレーキペダルとチェンジペダルの上に置きます。
両ひざはタンクを軽く締めるようなイメージでグリップします。

その他のタイプはどんな風にのればいいのか

バイクはタイプがあり、ビジネスタイプ、アメリカンタイプ、またオフロードタイプなどもあります。

ビジネスタイプは状態をまっすぐに起こす感覚でゆったりしたライディングポジションとなります。
両膝が開かないように注意して、ステップに足をのせつま先を前方に向けます。

アメリカンタイプはステップ位置が前の方についていて、ハンドルの位置も高く、シートが低いという特徴があります。
腕を突っ張って乗らないように腰の位置がポイントになります。

オフロードタイプはハンドル切れ角が大きなバイクで、ハンドル操作がしっかりできる用意腰の位置を決めることが必要です。

バイクの形をみると特性がわかる

バイクの形によってそのバイクの特性もわかるようになります。
バイクのカタログにはホイルベース、キャスター角などが掲載されているので、そこからもどのようなライディングポジションが必要になるかわかると思います。

ホイルベースはホイルの前後、中心間の距離を表した数字が掲載されていますが、この数字が大きい方が一般的には直進する時に安定性がいい、この数字が小さいと小回りがいいバイクと確認できます。