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高速道路運転時の注意点やポイントについて

高速道路

高速道路の走行は特に注意が必要!

高速道路は一般道よりも走行スピードが速いということをみなさん認識されていると思いますが、だからこそ注意しなければならない点があります。

まず車間距離をしっかり保つこと、これはしっかりと守って走行してください。
教習所でも習いましたが、速度が2倍となると制動距離、つまりブレーキが効き始めてから停止するまでの距離が4倍となります。
車間距離を一般道よりも長く取ることが重要なのです。

またバイクは車よりも風の影響を強くうけますが、高速道路ではさらに風圧が強くなりライダーは体力をかなり消耗することになります。

高速道路の通行にはバイクの免許を取得してから1年経過が必要、また二人乗りは3年の計化が必要となりますが、一人での走行でもタンデムでも、十分に車間距離を取り、何かあってもしっかり安全に停止できるようにすることが、自分を守るすべとなります。

車間距離をどの位保てばいいのか

高速道路は走行スピードが速く、一般道よりも危険を察知してから停止するまでの距離がどうしても長くなります。

制動距離については50キロで走行している場合に18m必要、100キロで走行している場合にはその4倍以上、84m必要とされています。

危険を察知してからブレーキを利用しブレーキが効き始める空走距離についても、50キロ走行の場合14m、100キロ走行の場合28mもかかります。
路面状況が悪い場合や視界が悪いという場合には、さらに制動距離も空走距離も伸びてしまう可能性があるので車間距離をしっかり保つことは重要な事なのです。

高速走行時、横風に流されるようなことがあったら

高速道路では横風を受けると非常に強く感じますし、風圧によってバランスを崩すこともあります。
もっとも危険なことが、バランスを崩したと思って建て直すとき、急ハンドルを切ってしまうことで、これによってさらにバランスを崩し転倒する危険性があります。

特に横風や風圧を強く受ける可能性があるのは、トンネルの出口付近、橋の上、ビルの谷間、また切通しや大型車両の横を通過する時などです。

こうした場所ではゆっくりと建て直すことができるようになるべくスピードを落とし安全な速度で走行するように心がけます。

横風はどこをみて確認する?

高速道路を走行している時、吹き流しが設けられている箇所が何か所かみられると思いますが、この吹き流しは風の状況を高速道路通過中の車、バイクに知らせるものです。

吹き流しがほぼ水平になっているような状況では、風速7m/hから10m/h以上ということなので、安全走行するためにいつもよりスピードダウンして走る方が安全です。

また高速道路から一般道に移ってすぐ、高速走行していたことで速度感覚がマヒし、一般道に入ってもスピードを出して走ってしまうことがあるので、出口の前から徐々にスピードを落とし、メーターを確認しながらスピードが出すぎないように気を配る事も必要です。