ベータの特徴

整備中のバイク

ベータはこんな会社

ベータはバイクの本場イタリアのメーカーですが、始まりは自転車製造でした。
1904年創業のフィレンツエに拠点を置く老舗です。
フィレンチェは日本でもなじみ深い、水の都としても世界的に有名な観光都市ですが、自転車は人人の生活を足元からささえる大切なアイテムだったのです。

1948年には2サイクル空冷48cc単気筒のオフロードバイクを手掛け始めます。
単気筒はベータの特徴の1つです。
2ストロークも製造していますが、ベータが掲げる“プレイするためのバイク”に最もマッチしているのが、単気筒だったのです。
輝かしい第一作はCERVO48で、バイクの研究開発で培った技術はその後のエンデューロマシンまで引き継がれています。

ベータの注目点

ベータマシンの特徴を1つあげるなら、すべての機種に単気筒を採用している点ですが、結果的にハイパワーと軽さが際立っています。
特にトライアルマシーンに本領を発揮するメーカーなので、コントロールしやすく走りやすいです。
ロングツーリングに最適な事から、スポーツバイクとして多くのライダーから選ばれています。

スポーツマシンは一般的に250ccが選ばれるのですが、ベータにかんしては400ccの大型バイクも選ばれています。
トルクが豊かなのでコーナリングが楽で加速感もあるので、充分レースにも使えるでしょう。

evo2tの特徴

初心者でも操縦しやすいのがベータの特徴ですが、evo2tはベータ車でもより進化したモデルとして、ベータの魅力が際立つ機種の1つです。
フロントヘッドランプカウルが、見直されてよりEVOらしさがでています。
タンクシェルのハイドロフォーミングアルミニウムシャーシがさらに強調されました。
LEDテールランプがより大きく見やすくなりました。

エンジンも改良されています。
あらゆる状況でもストレスなく走行できるために、エンジンタイミングアドバンスカーブが改良されています。
これによりベータ車の特徴でもあるスムーズな走りが実現しました。

evo4tの特徴

レースでの経験と開発チームの技術力によって、プロはもちろん初心者からも愛用されているのがevo4tです。
300ccエンジン搭載で使いやすさと走りやすく楽しいマシーンです。
シャーシではevo2tにさらに改良が重ねられ進化した部分もありますが、多くが継承されています。

エンジンが300ccになった事で、エンジンの最適化がさらに進みました。
マッピングセレクタースイッチが、フロントヘッドランプカウルからタンクシェルに移動した事により見やすくなりました。
LEDインジケータライトを採用、どのマッピングが選択されているかをいち早く把握できます。